RMCクリエイティブ・グランプリで審査員をしてきた
昨日は、RMCクリエイティブ・グランプリという広告賞の審査員をしてきました。
RMCはリクルート・メディア・コミュニケーションズ。RMCはリクルートが持つ媒体関係の広告の制作を行っている会社で、RMCクリエイティブ・グランプリはその社内で作られた制作物の中で優れたものを選ぶ賞。社内の審査員の方が3名、今年は777 interactiveの福田さんと電通のさとなおさんという大先輩二人と制作者の視点からということで僕と3名が社外審査員。計6人で審査をしました。
他の審査と比べてというか、僕はYJICAしかしらないけど、事前審査はもちろん各自がするものの審査会は公開審査で実際に制作者の人たちがその場にいる状態で、好き勝手なことをいうという立場。審査員としてはやりにくいところもあるけど、このシステムはいい。もちろん制作者の方たちの異論・反論もあると思うけど、普通の広告賞が審査経過が分からずに落ちたらEntry料が無駄金に終わるというのを考えると、審査過程は制作者に公開しないとあまり、業界の底上げにはならないのだろうなと。
僕が今回どういう風に事前審査をしていったかというのを一応書かせてもらうと、まずEntryシートは読まずに予備知識のない状態で一通りを見て、印象に残ったことをメモ。
そのあとに、もう一度Entryシートを読みながら5点満点で採点、メモをつけて、最終的に3点以上のものに○をつけた。
実際にこれらのサイトに触れるユーザーはリクナビなどで登録してある程度の知識などを持ってきているのかもしれないが、そこらへんの実際のユーザー接触の遷移は各作品のEntryシートにはあまり書いてなかったので、ある程度は想定しつつも基本的には無視して審査しました。
その結果、審査会でも話させていただいたけど、Entryシートを見れば、「あぁ、そういうことを伝えたかったのか」ということに気づくという作品が多く、全体的に説明が不足している感じが多くの作品に共通して受けた印象。そしてどれも、コピー1つとかそのぐらいのレベルで抜本的に解決するのに・・・というおしい感じ。もしくは、最後まで見ればわかるのだけど・・・というもの。
最後まで分からないというのはもちろん演出としてはあるんだけど、その演出は非常に危険で、どんなサイトであっても、先に進めば進むほどユーザーはドロップしていってしまう。かといって、最初にコンバージョンを持ってくれば解決するのかというと当然そんなことはなくて、サイト内で段々とユーザーがコンバージョン先を受け入れる工夫や演出をしていき、意向を変化させて、最後までいかなくても途中でコンバージョンに到達できるようにするバランスというか、そこの部分はいつも制作していて気にするポイント。
そこを意識すると全ての作品が、ぐぐっとレベルアップするように感じました。
と、まぁ半ば自戒の意味も込めて、整理してみた。
なんにしろ、審査員は勉強になるので、機会があったらまた呼んでいただきたいものです。
| カテゴリー | : | 2010,diary |
| トラックバックURL | : | http://blog.tokyoace4.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/161 |
トラックバックURL: http://blog.tokyoace4.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/161